《あの提案はどうなった》災害への備えを
令和5年9月議会で「災害への備えを」と題して一般質問を行いました。
被害の規模が県や国の支援規定に満たない場合の支援策が本市では未整備であることを指摘し「応急対策実施要綱」の整備を急ぐ必要があると市の認識を問いました。
質問に対し「災害者救助法等の適用がない規模の災害については、被災者への支援について具体的な基準がないのが実情で、市独自で一定の基準を設けることが難しいところに課題がある。しかし、実際の被災の場面では、公の助けが求められる状況の発生も十分想定されるので、他の自治体での事例も併せて、今後、調査研究を行う」という旨の答弁でした。
令和6年7月1日に宗像市でも大雨による被害が発生したため、「災害への備え」がその後どうなっているのか、その進捗について文書で回答を求めていました。
令和6年7月25日に執行部より回答がありました。
「調査は、ここ数年毎年のように大規模な災害が発生している県南部の自治体に対して行い、各自治体が災害救助法等の適用がない規模の災害により被災された住民に対して行っている緊急支援策の取り組みについて聞き取り調査を行いました。
これらの市町の取り組みを参考にし、新たに災害により住家や事業所に小規模な被害が出た市民へ災害の程度に応じた災害見舞金制度の新設や、災害等で発生したゴミの収集支援、浸水等した場合の床下の消毒作業などの支援策を行うこととしました。
当市にこれまで制度としてあった各種税の減免や猶予制度等を含め被災時の支援パッケージとして取りまとめ、今後も支援が継続して行えるよう制度化に取り組んでいます
なお、応急対策実施要項の整備につきましては、課題の整理に時間を要しておりますが、速やかに実行できるよう努めてまいります。」とのことでした。
令和6年7月30日付けで災害見舞金の受付が始まりました。
災害見舞金について|宗像市防災ホームページ (munakata.lg.jp)
被災された皆様に心よりお見舞い申し上げます。
そして、今後も進捗の確認等を行い、もしもの時の支援策について実現してもらえるように努力してまいります。

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